基本動作訓練時の視線を可視化

基本動作訓練の様子を3次元視線解析システムで計測しています。5色のマス目にそれぞれ同じ色のおはじきを置いていく際の視線を計測し、可視化。同時に、患者の視線情報だけでなく、視線計測機の動きも計測。また、カウンター機能を用いた、より高度なリハビリテーション評価が実現できます。

計測方法とシステム概要

基本動作訓練の一環として、患者は視線計測機を装着し、5色のマス目にそれぞれ同じ色のおはじきを置いていくリハビリを実施。視線計測機にはセンサー(反射マーカー)が取り付けられており、その位置情報をモーションキャプチャ「OptiTrack」カメラが取得。カメラが取得した視線計測機の位置情報は、視線解析ソフトウェア「SKYCOM EYE」に同期され、患者の視線の動きだけでなく、視線計測機の傾きも可視化することができます。
さらに手指にもセンサーを装着することで、「OptiTrack」による位置情報の取得、および、そのデータを用いた「SKYCOM」による動作解析が可能となります。
今回は基本動作訓練の中でも、つかむ・おろすといった操作系動作時の視線の計測をメインとしましたが、他にも階段の上り下りや歩行といった移動系の動作、平衡系の動作の計測も簡単に可視化することができます。
今回の活用事例では、トビー・テクノロジー株式会社さまの視線計測機を使用しております。

導入メリット①3次元で視線と視線計測機の傾きが計測できる

視線の動きを記録した映像データだけでは2次元的な情報しか得られず、奥行きや角度といった評価は困難でした。3次元視線計測システムは、モーションキャプチャ「OptiTrack」を活用することで、3次元空間での視線の動きを計測。
さらに視線計測機に取り付けたセンサーの位置情報から傾きの計測も可能。患者がどの位置からどのように頭部を動かし、注視しているのか、より詳細な分析が実施できます。

導入メリット②手指の動きの軌跡を可視化、数値化が可能

モーションキャプチャ「OptiTrack」が取得できる位置情報は、視線計測機に取り付けたセンサーの位置情報だけでなく、手指にもセンサーを貼付することで、患者の手指の動きの計測が可能になります。
視線と動作をともに解析し、より高度なリハビリテーション評価を実施する場合、ソフトウェア「SKYCOM」を活用。映像的なフィードバックを得意とする「SKYCOM EYE」に代わり、「SKYCOM」は注視点や視線計測機の傾き、手指の動きといった軌跡を表示させる他、数値化が可能。複数の試技を比較することもでき、たとえば、手指の角度や注視点を試技別・患者別に比較する等といった活用も可能です。

導入メリット③指定エリアへの視線侵入回数がカウント可能

任意のエリアを指定エリアとして設定し、患者の視線が何度入ったかをカウントする機能が「SKYCOM EYE」には搭載されています。このカウンター機能を活用することで、正確に視線を動かすことができているかの評価が可能。より高度なリハビリテーション評価が実現できます。
なお、本ページでは指定エリアを一箇所のみの設定としておりますが、状況に合わせて複数の設定が可能です。
3次元視線解析システムは、今回のようなおはじきを用いたリハビリテーションだけでなく、運転リハビリや階段の上り下りのリハビリ等、視線による状況判断が重要なシーンでの活用が最適とされています。

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