ネジ締め時に次の締付け位置を投影!作業ミス・漏れのポカヨケ

ネジ締め位置をプロジェクションマッピングで投影。今回は事前設定で、次のネジ締め位置を青色に、締付け終わりのネジを緑色、締付けミスのネジを赤色に、と作業内容を対象に直接投影しています。これにより手順マニュアルなしで誰でも簡単に、正確な手順通りにネジ締めを行うことが可能となります。

計測前の課題・要望

ネジ締め作業では、ミスなく作業が完了し、品質の保障ができるよう、ダブルチェック・トリプルチェックがワークフローに組み込まれています。しかしそういったアナログな方法でも、ミスを完全になくすことが難しく、ポカヨケシステムの導入が検討されています。
そういった中で注目されるのが、モニターに進捗状況を映し出し、作業・チェックが同時にできるシステム。
しかしネジ締めを行う対象が大型であったり、PCモニターを設置するだけの場所が設けられない場合、作業中にPCを確認し、随時進捗状況を見るのは、現実的ではありません。

そのため、ネジ締め作業をミスゼロに改善するには、
・作業が正しいかどうか、締付けが完了した部分と未完了の部分が目に見えてわかること
・PCで進捗を確認しながら作業を行うには、現場作業が効率的でないため、対象物自体に投影できること
・その結果、マニュアルなしで誰でも簡単にミスなくネジ締め作業が行えること
が期待されました。

解決方法

工具の位置を専用カメラで取得しながら、ネジ締めが正確に行われているかどうかをチェック。事前設定により、締め終わったネジにはプロジェクターで緑色にマークし、次の締め付け位置を青色で指定。二度締めや手順ミスが起きた場合は、赤色で示す等、作業を行いながら、対象そのものに結果を可視化するシステムです。
プロジェクションマッピング技術では、株式会社ソリッドレイ研究所(外部リンク)の協力のもと、システムを構築。
別途、PC上では、読み込んだCADデータにも締付け結果を表示するほか、ログを残し、トレーサビリティ管理にも活用が可能です。

システム導入の効果

人の目で行うダブルチェック・トリプルチェックでは限界があり、完全にミスをなくすことは難しいため、製造業界では、ポカヨケシステムの導入検討がされています。

本システムでは、
・締付け漏れをゼロへ、品質の担保が実現
・専用カメラの使用で高精度に工具位置を取得
・マニュアルなしで次の手順を対象に投影
など効果が出ています。

システム導入の効果①締付け漏れをゼロへ、品質の担保が実現

作業を行いながら、どのネジを締付け、どのネジが未完了なのかといったことが、対象を見るだけで判別できます。これはプロジェクションマッピング技術を用いることにより、作業対象に直接締付け完了のネジをマークできるためです。作業者自らが締付け漏れがないか、その場で確認ができ、これまで行っていたダブルチェックやトリプルチェックは不要に。これにより、作業工数の大幅短縮や品質の担保が期待できます。

システム導入の効果②専用カメラの使用で高精度に工具位置を取得

本システムで使用する専用カメラは、工具に貼付したマーカーの座標位置を高精度に取得するため、隣接するネジの間隔が狭くとも、どの位置のネジを締めたか判定することが可能です。そのため、二度締めや手順ミスも検知でき、どのネジが締め忘れられているかも正確に把握することが可能です。ミスをなくし、すべてのネジ締めを正しい手順通りに行い、そのログを残す場合に最も適したシステムといえます。

システム導入の効果③マニュアルなしで次の手順を対象に投影

本システムを活用することで、紙やPDFマニュアルは不要となります。作業時には、プロジェクターで、事前に登録した手順通りに次の締め付け位置を指定します。これにより、作業時に都度マニュアルを確認することなく、その場でスムーズな締め付け作業が可能となります。作業の効率化や作業教育の改善、手順ミス等のヒューマンエラーの低減が期待できます。

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