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変位計測・挙動計測 運輸・倉庫

高精度1mm以下のドローンの自律飛行が可能!屋内・屋外併用システム

2023.04.14

>こんな方におすすめ
  • GPSやARマーカー、画像処理によるドローンの自動制御に課題がある方
  • ドローン制御の精度を向上したい方
  • ドローンの飛行制御のほか、ドローンの動き・姿勢・角度などを合わせて計測したい方

ドローンを安定して飛行させるため、または、決まったルートを飛行させるために、GPSから受信した位置情報を用いて、飛行制御を行っている場合、どうしても精度に課題が出てしまいます。さらに、GPSからの電波が受信しづらい屋内などでは、ドローンの自律飛行が難しいといった課題があります。
そこで、アキュイティーでは、電波受信ではない方法で、高精度にドローンの飛行制御が可能な変位計測システムをご提供。ドローンの飛行範囲を問わず、位置をデータで取得し、姿勢制御・安定飛行を実現します。
また、アキュイティーの変位計測システムは、その名の通り、変位を計測する目的でも活用が可能で、ある地点を原点とした、ドローンの軌跡の計測や姿勢・角度の3次元計測にも活用可能です。

1.変位計測システム導入前の課題・要望

ドローンの安定飛行や決まったルートでの自律飛行を行うため、GPSを利用している場合、課題は大きく分けて2つあります。
1つはドローン位置測位の精度の課題。GPSでは位置測位の精度が2~5mとなっており、高精度な飛行制御は難しいです。
もう1つの課題は、電波受信の課題。GPSによるドローンの飛行制御は、GPSからの電波を受信することで成り立っているため、電波の受信が難しい環境には向いていないという課題があります。


また、その他の手法。たとえば、ARマーカーをAIに学習させ、カメラでARマーカーの位置測位をする方法もありますが、位置測位ができる範囲が、カメラの撮像範囲内に限られることから、広範囲の飛行制御には不向きとなります。


それらの課題の解決策が「変位計測システムによる位置測位」です。


変位計測システムの導入では、下記の2つの効果があります。
・測定精度1mm以下の高精度で、ドローンの位置測位を実現
・飛行制御だけでなく、ドローンの軌跡や姿勢、角度も合わせて計測が可能

2.変位計測システムによる課題の解決方法

アキュイティーの変位計測システムがGPSよりはるかに高い精度で位置測位が可能な理由は、ドローンに位置測位用のマーカーを貼付するためです。そのマーカーを複数台のカメラで認識し、常にマーカーの位置を3次元座標で取得します。
このとき、カメラの設置場所は自由にできるため、ARマーカーでの飛行制御に比べると、広範囲のドローン飛行にも対応できます。

3.変位計測システム導入後の効果

このような変位計測システムを導入することで得られるメリットは大きく2つあります。
①1mm以下の高精度でドローンの飛行が制御可能に
②制御だけでなく、挙動計測・性能検査・位置合わせにも活用
それぞれ詳しく見ていきましょう。

4.導入後の効果①1mm以下の高精度でドローンの飛行が制御可能に

GPSを活用したドローンの飛行制御では、位置測位が2~5mの精度だったものが、変位計測システムであれば、1mm以下の高精度位置測位で、ドローンの飛行制御が可能になります。
これはドローンの位置測位をするために、複数台のカメラとマーカーを使用するためです。
カメラはドローンに貼付したマーカーの3次元座標データをリアルタイムに取得し、その結果、これまでにない高精度な自動制御が可能になります。
なお、このとき、ドローンに貼付するマーカーは、その他のセンサに比べて、飛行に影響が出ない軽量なものとなっているため、安心してご活用いただけます。

5.導入後の効果②制御だけでなく、挙動計測・性能検査・位置合わせにも活用

変位計測システムは、飛行制御に活用できるだけにとどまらず、ドローンの軌跡や姿勢、角度などの挙動も計測できるほか、想定通りの動きをしているのかの性能検査や位置合わせにも活用が可能です。
一つのシステムで複合的に計測ができるシステムのため、これまでできていなかった計測が可能になります。








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