活用例 2018/08/30

小型部品の微細挙動計測

▲耐久試験で加振された小型パイプの変形やひずみの微細な挙動を計測。10mmほどの小さい対象のμm単位の変位の計測が可能。

センサーの影響を受けやすい小さい対象の計測を実現

部品の強度設計における実験で耐久試験を行い、老朽箇所の特定を目的とし対象の変形やひずみを解析しています。対象が10mm程度と小さいため、センサーを取り付けると本来の動きを阻害してしまうという課題がありました。また、センサーの取り付けには経験が必要で、計測担当者が限られてしまっている事も課題の1つでした。
非接触3次元動的挙動計測システムで使用するセンサーは、サイズが1.5mm〜と小さく、ワイヤレスで取り付けられるため、対象の本来の動きを邪魔する事なく実験が可能です。センサーのセンシングに用いるカメラは分解能が高く、 μm単位の変位量まで算出できます。

計測環境とシステム概要

10mmの小型パイプに8つのセンサー(反射マーカー)を貼付し、加振した際の変形やひずみを計測。計測ではモーションキャプチャシステム「OptiTrack」を使用し、解析ソフトウェア「SKYCOM」で変位量を算出しています。最大で0.8mmの微細な変位をリアルタイムに解析。さらに、加振対象にもセンサーを取り付ける事で対象全体のストロークをキャンセル、小型パイプの純粋な挙動を算出しています。

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