Solution

ロボットの位置制御や熟練技術のティーチングを高精度かつリアルタイムに実施。すでにロボットによる自動化を導入している製造現場ではより高精度な位置制御を、自動化を検討中の現場では工数削減を伴ったティーチングが可能です。

自動制御

解決できる課題

SOLVE1ロボット制御の精度を向上したい
SOLVE2熟練技術をロボットで手間なく再現したい
SOLVE3ドローンやクローラーの動きを制御したい

導入メリット

高精度に位置情報を取得し、リアルタイム稼働を実現

・高精度なビジュアルフィードバック

ロボットにはそれぞれに個体差や絶対精度の誤差があると言われています。そこで高精度に位置情報を取得し、低レイテンシーの性能を持つ「OptiTrack」カメラを用いてロボット自身をセンシング。各ロボットの個体差や精度をリアルタイムにモニタリングし、すべてのロボットに対して絶対値に修正する指令を与えることが可能です。このとき、ロボットや加工対象が持つそれぞれの異なる座標系を同一座標系に変換することも可能。精度の高い加工を要求される現場を中心に活用されています。

                       

・ティーチングの工数を削減し、
高精度に動きの再現が可能

ロボット自身に人の動作をリアルタイムに同期させることも可能で、熟練技術を高精度に再現することができます。このとき、人の動作や工具にはセンサー(反射マーカー)が貼付されており、ロボットはそのセンサーの位置情報を基に動きます。ロボット専用のコントローラを使用したティーチングの必要がないため、工数も削減できるほか、なめらかで人間らしい本来の動きを高精度に再現することが可能です。

・3次元空間内で
各デバイスの位置を正確にセンシング

3次元空間内で飛行するドローンの位置を制御するために、複数台の「OptiTrack」カメラで囲んだ空間内でセンサー(反射マーカー)を貼付したドローンを動かします。センサーの位置情報を「OptiTrack」が取得することにより、ドローンの制御が可能。加工や外観検査等の自動化に活かせます。また、ドローンの写真と位置の情報を同期して取得し、傷検査等のシステム構築も実現できます。

活用事例

自動制御のセンサーとして導入するモーションキャプチャ「OptiTrack」は、ロボットやドローンの位置をセンシングするだけでなく、優秀なインプットツールとして、モノづくりや医療、コミュニケーション等、幅広くご活用いただいています。




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導入フロー

STEP1

ヒアリング

現場の作業工程や環境、課題について詳細をお伺いします。作業空間の広さや対象の大きさが把握できれば、現場の負担を最小限にした方法をカスタマイズできるためです。また現状の体制等もお伺いし、課題解決のために必要な要件を詰めていきます。

STEP2

提案・要件定義・契約

ヒアリング内容を基に、機材の選定・台数・配置や必要なアクセサリ類をご提案します。その後、ご提案内容を基にお見積内容をご提示。内容に合意いただいた上で、ご発注いただき、契約の成立となります。

STEP3

納品・設置・トレーニング

納品時には機材の設置やシステムのインストールのためお伺いします。日々の運用が滞りなく実施できるよう、機材の使用方法についてのトレーニングも行います。また納品後のサポート体制は、サポート契約を結んでいただくことにより、オンラインサポートをご利用いただけます。

システム概要

ロボットやドローンの自動制御では、モーションキャプチャ「OptiTrack」を3次元位置情報のセンシングツール、動きのインプットツールとして活用。0.1mm以下いう高精度なセンシングと5msec以下の遅延(レイテンシー)は様々なデバイスの制御で活躍します。



自動制御 オンラインデモ



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お客様の声

自動車業界

様々な課題に対応できる唯一のシステムでした

導入以前は、ティーチングに時間が掛かる点が一番大きな課題となっていました。オンラインでティーチングをするにはスキルが必要で、ティーチングに伴う準備や負担も大きく、実用的ではありませんでした。かといってオフラインによるティーチングも修正等の後処理で工数が掛かるといった課題がありました。
ティーチングに掛かる工数や精度、応答性等、すべての課題を解決してくれ、実用向きだったのが本システムです。高精度かつ、リアルタイム性に優れている点は非常に魅力的で、導入後の効果もはっきりと出ています。

社内の取り組み

対応の柔軟性がAcuityの強みの一つ

「”Acuityならできる”は当然のこととして、お客様に最適な課題解決方法を提案し、実現します」

弊社で取り扱っているモーションキャプチャシステム「OptiTrack」は高精度かつリアルタイムに位置と姿勢が取得できるという点でとても優れているシステムです。
自動制御に使用する場合は、情報が単純なゆえに、それをどう処理して必要な情報に変換するかが重要です。
それは、情報のフィルタリング、物理量への変換、ロボットなど別の座標系への変換など様々ですが、自社開発のOptiTrack解析・評価ソフトウェア「SKYCOM」の開発経験を活かし、様々な要件に対応しております。

私が所属するソフトウェア開発チームでは、OptiTrackを使用したシステムの開発、自社開発される場合はそのサポート、他のセンサーも組み合わせた計測、PLCとの連携なども含めて、お客様の課題解決のためのソフトウェア開発を担当しております。
ご相談の内容によっては、OptiTrackが最適とは限らず、他の機材の使用や、画像処理、機械学習といった別のアプローチをご提案する場合もあります。このお客様と共に課題解決に取り組む姿勢や、自社開発チームならではの対応の柔軟性は、弊社を選んでいただける理由のひとつかと思います。

私たちは”Acuityならできる”は当然のこととして、お客様にとってより価値あるものをご提供できるよう、今後も開発に取り組んでいきます。

Software Development. Manager 尾崎 和広



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