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OptiTrackカメラの故障リスクは?耐久性を連続衝撃試験で検証

2022.09.22


検証の経緯

変位計測や3次元測定、動作分析、人やモノの位置測位などで活用いただけるOptiTrackカメラ。
現場に導入された際、よくあるご質問の中に「故障リスク」に関するものがあります。
OptiTrackカメラを設備やロボット、移動物に固定して使用する際や、運搬や移設の際の振動によって、カメラが故障するリスクはないかどうか。
そういったご質問にお答えするため、Acuityでは、皆さまに安心してご利用いただけるよう、OptiTrackカメラの性能評価を実施いたしました。



OptiTrackカメラの故障リスクは?検証内容

検証には、振動試験機を用い、連続衝撃試験を行いました。
一般的な電子機器を対象とした衝撃試験の規格として定められている衝撃試験方法(JIS C 60068-2-27)に則り、下記の条件に基づいて試験を実施しています。



本試験では、X・Y・Z軸の両方向に衝撃を与えることが推奨されており、実際、振動試験機にOptiTrackカメラを縦置き・横置きと姿勢を変えて実施。
各カメラ姿勢にて、試験条件の規定振動を与えました。




連続衝撃試験の検証結果

適用規格:
JIS C 60068-2-27
評価結果:
JIS C 60068-2-27に準拠した要件に適合している


試験前と試験後で、試験に用いたカメラでの計測を行い、正常に動作するかを確認。
その結果、試験前と試験後で、カメラの機能に問題がないことが確認され、JIS C 60068-2-27に準拠した要件に適合しているという評価をいただいております。



耐久性が確認されたOptiTrackカメラの設置について

OptiTrackカメラは連続衝撃試験の評価結果、JIS C 60068-2-27に準拠した要件に適合しており、一般の車両などへの取り付け環境での使用、フォークリフトなどに取り付けての使用、不整地走行を伴う輸送時にも問題がない衝撃試験性能を有しています。
OptiTrackカメラを使用しての変位計測や3次元測定、動作分析、人やモノの位置測位など、安心してご利用いただけます。
詳細なエビデンスが必要な方はconactよりお問い合わせください。



製品ワークフローや製品概要など OptiTrackの詳細を見る


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