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出展レポート

第11回 オートモーティブワールド クルマの先端技術展

2019.01.22


1月に行われた「第11回 オートモーティブワールド クルマの先端技術展」の出展レポートです。今回の展示会では一台の自動車を対象とし、ヘッドライトの形状測定とドアの閉速度・変形の計測を行いました。




実演① ヘッドライトの形状測定




新しい3次元寸法測定システム「SKYCOM TOUCH」にて車両のヘッドライトの寸法や形状の測定をするデモを行いました。本システムは、カメラ複数台で対象を囲い、ハンディでワイヤレスなプローブを用いて測定を行うため、対象のサイズや空間に合わせて自由に測定ができます。



今回のデモではOptiTrackカメラ「Prime41(現PrimeX 41)」3台で、車両のヘッドライトを測定しました。従来の距離・角度・穴径等の測定はもちろん、今回から新機能が加わり、プローブで対象をなぞるだけで形状も測定ができます。ヘッドライトのような反射するものや透明なもの、タイヤのような黒い対象等、3次元スキャナでは測れなかった形状の測定を実現します。



幾何公差の演算やCADデータを読み込んでの比較することも可能です。素材や業界を選ばない新しい3次元寸法測定システム「SKYCOM TOUCH」に、会場内で大きな注目が集まっていました。




実演② ドアの閉速度・変形計測




3次元動的挙動計測システムにて車両のドアの開閉時の速度や変形の計測を行いました。今回のデモでは、OptiTrackカメラ「Prime13(現PrimeX 13)」6台で車両のドアを囲い、開閉時の挙動をリアルタイムで計測しました。OptiTrack解析評価ソフトウェア「SKYCOM」上で任意の点をドラッグ&ドロップするだけで、ドアを閉じた時のダイナミックな動きから、閉まった後の微細な動きまで解析することが可能です。



非接触で高精度に且つ多点を同時に3次元で、リアルタイムに計測できる本システムを用いる事で、実験工数の短縮を実現します。来場者の多くの方に関心を持っていただけました。




次回の展示会について


今回、弊社が出展しました「第11回 オートモーティブワールド クルマの先端技術展」 は自動車業界における最先端技術が一堂に会する展示会で、今年は1月16日(水)縲鰀18日(金)の3日間に渡り東京ビックサイトにて開催されました。



次回の弊社展示会出展予定は2019年2月6日(水)縲鰀8日(金)に東京ビッグサイトの西ホールにて行われます「第30回 設計・製造ソリューション展」です。新製品も発表予定ですので、ぜひ足をお運びいただければ幸いです。
展示内容の詳細はこちら


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