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動作分析 スポーツ

バドミントンのスイング動作計測とラケット変位の同時計測

2024.02.05

>こんな方におすすめ
  • スポーツ用具と身体の動きの計測を同時に行いたい方
  • 映像計測やマーカーレスでは取得できないデータの動作計測を行いたい方
  • 高速な動きの計測に対応したシステムを探している方

5m×5m空間でバドミントンの動作計測と同時に、ラケットのしなりの動きの計測を実施しました。
アキュイティーの動作分析システムは、人・モノ問わず、計測したい箇所にマーカーを貼付することで、各計測点の動きのデータ取得が可能です。さらに、1,000Hzの計測にも対応しているため、バドミントンやテニス、ゴルフといったスイング動作の計測も可能。
映像計測やマーカーレスでの計測では困難であったスポーツ用具と身体動作の同時計測が実現します。

動作分析システム導入前の課題・要望

映像での計測やマーカーレスモーションキャプチャでの計測では、人の動きの計測はできるものの、ラケットやシャトルなど、スポーツ用具の同時計測は困難でした。
また、スイング時の高速な動きの計測に対応するには、各計測点に設定したラベルの入れ替わりが発生しないこと・高速な動きに適したサンプリングレートで計測できることが求められます。各計測点に設定したラベルの入れ替わりや高速な動きのためにデータが正確に取得できず、計測後のデータ修正で大幅な工数がかかってしまうという課題の解決が必要でした。


それらの課題の解決策が「動作分析システムによるスポーツ用具と人の同時計測」です。


動作分析システムの導入では、下記の2つの効果があります。
・人の動きとスポーツ用具の両方を同時に1,000Hzで計測可能
・各計測点のラベル設定は複数試技を行っても保持されつづける

動作分析システムの特長

アキュイティーの動作分析システムは、計測用のカメラの特性から1,000Hzでの計測が可能なため、バドミントンのラケットやシャトルの高速な動きの計測に対応しています。また、カメラから認識できる範囲内に存在するマーカーは100点以上でも同時に計測することが可能。そのため、マーカーを貼付するだけで、各計測点に設定したラベルを保持したまま、人・モノの両方を同時に計測できます。

動作分析システム導入メリット

このような動作分析システムを導入することで得られるメリットは大きく2つあります。
①1,000Hzで人・モノの同時計測がラベルの入れ替わりなく可能
②外部機器のデータ取込みが可能で様々な解析に対応
それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①1,000Hzで人・モノの同時計測がラベルの入れ替わりなく可能

動作分析システムは、身体動作とスポーツ用具の動きの計測の両方に対応しています。サンプリング数は最大1,000Hzと高速な動きにも対応。スイング時のラケットのしなりだけでなく、シャトルの動きもデータの取得ミスなく計測が可能です。
また、本システムにはカスタムマーカーセット機能が搭載されており、任意のマーカーセットを作成・トレーニング機能によって、ラベルの入れ替わりを防ぎ、一度の設定で、複数試技にわたってラベルを保持します。試技別・計測点ごとに比較解析を行いたい場合、同一ラベルが保持されているため、手間なく解析を行うことができます。
そのため、バドミントンだけでなく、同様に高速な動きの計測・身体動作とスポーツ用具の動きの同時計測を行いたいテニスやゴルフなどにもご活用いただけます。

メリット②外部機器のデータ取込みが可能で様々な解析に対応

動作分析システムの機能のひとつに、アナログ信号入力機能があります。計測にあたり、アキュイティーの動作分析システムのほかに外部の計測器を使用する場合、その外部機器の連携と解析が可能です。
そのため、バドミントンの動作分析では、ボールとラケットのインパクト時の音計測データをシステムに取込み、総合的に計測データの解析を行うことができます。
また、デフォルトの解析機能には、相対変位機能も搭載されており、ラケットの持ち手の座標をデータ上で固定し、しなりの変位のみのグラフ化も可能です。





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