導入事例Introduction Example
ユーザーインタビュー:国立大学法人 東京科学大学 工学院 システム制御系 倉元昭季 先生
2025.09.04OptiTrackカメラ 「PrimeX 13」 と 基幹ソフトウェア「Motive: Body」、Motive記録制御ソフト「Motive Plus」をご活用いただいている、国立大学法人 東京科学大学 工学院 システム制御系 倉元昭季(くらもと あきすえ)先生にお話を伺いました。

ー倉元先生のご研究内容について、簡単に概要をお伺いいたします
寝心地や座り心地、働きやすさなどの “心地の良さの感覚” というものを、生体力学的観点から説明して、寝具や椅子などのモノを改善し、心地よさを高め、生活がよりよいものになるような研究をテーマとしています。
例えば、博士課程のころからお世話になっている企業様と、睡眠時の姿勢の力学的考察に基づいた快適性の高い枕の開発を行っています.過去には特許取得も行いました。
ーモーションキャプチャOptiTrackを知ったきっかけや導入に至った経緯をお聞かせください
実は、以前在籍していた首都大学東京(現:東京都立大学)の研究室にOptiTrackのFlex 13があり、モーションキャプチャで体やモノの動作計測をしていました。ただ、首都大学東京で使用していたMotiveは「Tracker」だったので、スケルトンを作成して計測することに苦労した記憶があります。 本学へ移籍した際、「システム制御系の設備にPrimeX 13のシステムがあるよ」と紹介され、OptiTrackを使い慣れていたこともあり、このシステムで引き続き研究を行おうと思いました。しかし、設備にあるカメラは自由に配置を変えることができず、他にも人体計測に特化したソフトや計測と同時に映像を取得したかったので、システム制御系所有の12台システムに3台のカメラと「Motive: Body」、「Motive Plus」を追加で導入しました。

ーOptiTrackをどのように活用されていらっしゃいますか
例えば、オフィスチェアの座面が動く状態とそうでない状態で、座りなおしがどのくらいの頻度で起こるのか、また、座っている姿勢がどう変わるのかといった人の体の動きを計測・比較するのにOptiTrackを活用しています。
ほかにも、反復運動をしている人の姿勢や動作の推移を計測したり、計測したデータを筋骨格シミュレション 「AnyBody Modeling System」に入れ、身体各部の負担や筋疲労の状態を解析したりしています。
計測前に、結果がこうなるだろうかああなるだろうか、と予想をするのですが、計測後に予想と合っていても反していても面白さを感じます。OptiTrackを起点として動きが数値化されるからこそ、結果から理解する、解釈することができ、また次の実験に繋がっていきます。
ーOptiTrackをご活用いただいている中で、これは利点だなと感じられるところはございますか
以前は「Tracker」で人の動きを計測していたのですが、スケルトンが作成できないので、点(マーカー)でしか確認ができませんでした。「Body」を導入して、スケルトンを作成して計測することで、人の形をしたデータが見え、視覚的にわかりやすいことや、正しく計測ができているかどうかもすぐわかるので、無駄のない計測が行えるようになりました。
また、OptiTrackを使い慣れていない学生でも、スケルトンの作成が簡単なことやデータ取得がうまくいっていない場合でも視覚的にすぐわかるので、再計測するかどうかの判断もしやすい点ですね。
ー今後、OptiTrackを用いて取り組まれる研究やプロジェクトのご予定があればご紹介いただけますでしょうか
そうですね、人が作業の繰り返しを行っている中で、本当に動きが変わっているのか、どうして動きが変わっていくのか、その時人はどう感じているのか、何も考えずに変わっているのか、といった ”動き” の発生基準やメカニズム、そういったものを解明する研究を行う予定です。
OptiTrackでさまざまな作業をしている人の動きを計測して数値化し、「動きから主体的な負担感をシミュレート」できればいいなと考えています。

ー最後に、OptiTrackやアキュイティーへのご期待やご要望がございましたらお聞かせください
研究室には毎年新しい学生が入ってくるので、OptiTrackを都度レクチャーする必要があり、アキュイティーさんで開催している基本の操作がわかるようなウェビナーを5月ごろに開催してもらえると嬉しいです。
ほかにも、例えば本学へカメラをお持ちいただいて、学生や教員を対象にしたOptiTrackの体験イベントもしていただけたら、OptiTrackの良さも伝わるのではないかなと思います。
貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。
最後にいただいたご要望について、これまで実施していた「Motive・SKYCOMの基本操作・応用操作」のウェビナーを春に開催するよう調整し、ユーザーの皆様へご案内してまいります。
国立大学法人 東京科学大学 工学院 システム制御系 倉元昭季 先生
▼ 東京科学大学 倉元昭季先生
https://www.hei.sc.e.titech.ac.jp/nakashima_labo/kura/index.html
▼ 東京科学大学 中島研究室
https://www.hei.sc.e.titech.ac.jp/nakashima_labo/index.html
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