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3次元測定 自動車・自動車部品

タッチするだけで簡単ドアパネルの両面3DCAD比較

2023.08.17

>こんな方におすすめ
  • 自動車製造業の方
  • 3Dスキャナでの計測に限界を感じている方
  • 測定工数の削減や効率化、省人化を図りたい方

ドアパネルは、金属やプラスチックなど様々な部材が加工されてできており、開閉のための取手や窓ガラスなど、様々な部品がついています。形状・素材・大きさなど多種多様な要素で構成されているため、3次元測定も煩雑となります。
特に3Dスキャナだけでは透明な部分や黒い部分などの測定ができないことや、高額であること、CAD比較をするだけに使用するにはオーバースペックであることが懸念事項となっていました。
アキュイティーの3次元測定システムは、対象の素材や大きさ、形状要素に関係なく、タッチするだけで簡単に3次元測定を行い、3DCAD比較を実施することができます。


3次元測定システム導入前の課題・要望

3Dスキャナでは測定できるものが限られています。例えば、黒いものや透明なものはスキャナでは測定ができません。また、置き型のスキャナでは測定したいものを範囲内に設置する必要があるため、サイズが大きいと設置ができず、測定ができませんでした。大きいものになるとスキャナでできない以上、測定も煩雑になります。
さらに、行いたい測定項目から考えると、3Dスキャナはオーバースペックで高額になることが懸念事項となり、ちょうどいいシステムがなかったというのが、これまでの課題となっていました。


それらの課題の解決策が「3次元測定システム『SKYCOM TOUCH』」です。


3次元測定システムの導入では、下記の2つの効果があります。
・様々な対象・大きさ・形状に対応したシステムであること
・タッチするだけで簡単に測定が完了するシステム性能で効率化・省人化が実現できること

3次元測定システムによる課題の解決方法

3次元測定システムで、対象の寸法や形状測定を行う際、ワイヤレスで軽量なプローブを使用します。測定時には、このプローブの先端で測定点にタッチするだけ。
タッチした点の3次元座標がソフトウェア上に記録され、二点間距離や面、円、R、角度、中間点などを簡単に結果に表示することが可能です。
というのも、3次元測定システムで用いるプローブの柄には、マーカーが取り付けられています。このマーカーの3次元座標をカメラが認識し、柄からプローブの先端までを演算。タッチした点の座標を算出する仕組みとなっているためです。
マーカーがカメラから見えていれば、タッチした点の座標を取得できるため、たとえば、ドアパネルの両面を測定したい場合などは、カメラを複数台使用し、ドアパネルの両面が見える位置に設置すると、そのまま両面の測定が可能です。測定対象の置き場の変更や測定の段取り切り替えなどの手間を省くことができ、測定工数の削減や効率化が実現できます。
それ以外にも、導入後の効果として、機能面では多くのメリットが挙げられます。

3次元測定システム導入後の効果

このような3次元測定システムを導入することで得られるメリットは大きく2つあります。
①複雑な形状のドアパネルの3次元測定が可能に
②効率化・省人化を実現するシステム性能でCAD比較が簡単に
それぞれ詳しく見ていきましょう。

導入後の効果①複雑な形状のドアパネルの3次元測定が可能に


タッチするだけで二点間距離や面、円、R、角度、中間点などを簡単に測定できるのがアキュイティーの3次元測定システムです。
それだけでなく、この3次元測定システムには、倣い測定機能も搭載されています。対象をプローブの先端でなぞるだけで、なぞった部分の座標が、任意で設定した間隔ごとに、3次元で取得することができます。
ドアパネルのような複雑な形状の3次元測定に活用が可能です。

導入後の効果②効率化・省人化を実現するシステム性能でCAD比較が簡単に

3次元測定システムには、CADデータの読み込み機能と、読み込んだCADデータと実物の測定値との差分を自動で算出するCAD比較機能があります。 2次元の設計図面と専用ゲージで測定した実測値を比較するのは大きな手間がかかります。また、測定者による測定結果のバラつきも懸念されるというデメリットがありました。 それらの課題を解決するアキュイティーの3次元測定システムは、CADデータを読み込み、実測値との比較が簡単に行えます。 CADモデルとの比較だけでなく各種幾何交差評価にも対応しており、測定の手間を大きく削減。効率的な3次元測定が実現できます。 測定結果はログとして記録され、レポート出力も可能なため、エビデンス管理やトレーサビリティとしても効率的といえます。








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